就活でお祈りメールに返信は必要?【例文を採用人事が解説する】

悩む就活生
就活のお祈りメールに返信は必要なのかな?必要なら、テンプレートを知っておきたいな。

 

今回は、こんな就活生のお悩みを解決します。

 

この記事でわかること

・就活のお祈りメールとは?【前提】
・就活でお祈りメールに返信は必要?【採用人事が解説】
・就活のお祈りメールに返信が必要な6つの場面
・就活でお祈りメールに返信する場合のテンプレート

 

就活をしている中で、必ず受け取る「お祈りメール」ですが、「返信をした方がいいのかな?」と悩んでいる学生も多いはず。

 

そこで今回は、採用人事が「就活でお祈りメールに返信は必要?」という疑問を解決していきます。

 

真面目で誠実な学生ほど悩みやすい問題だと思うので、この機会にサッパリと解決して、次の面接へと挑みましょう。

 

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就活のお祈りメールとは?【前提】

就活のお祈りメールとは?【前提】

 

まずは、そもそも「お祈りメールってなに?」という方向けに解説していきますね。

※「もう知っているぜ」という方は、読み飛ばしてもらってOKです。

 

「お祈りメール=不採用通知」です

 

超シンプルに言えば、お祈りメールとは、企業からの「不採用通知」のこと。

具体的には、下記のような文言が書かれています。

 

「益々のご活躍をお祈りしています」

 

企業から「ご活躍を祈られている」ことから、「お祈りメール」と呼ばれています。

 

補足:「サイレントお祈り」もある

 

近年では、そもそも不採用メールを送信しない企業も多数あります。

というのも、お祈りメールを送信することで、下記のような就活生と企業の悩みを解決するためです。

 

  • 就活生:返信するか迷う
  • 企業:就活生1人1人の対応削減

 

上記の通りです。

そのため、就活生と企業の双方にメリットがあることから、「サイレントお祈り」をする企業も増えてきています。

 

就活でお祈りメールに返信は必要?【採用人事が解説】

就活でお祈りメールに返信は必要?【採用人事が解説】

 

結論、お祈りメールに返信は必要なしです。

 

企業視点:お祈りメールに返信を求めていない

 

企業の視点から理由をお話しすると、就活生からの返信を求めていません。

なぜなら、企業側は不採用の通知を郵送や電話で行う手間を省くために、お祈りメールを一斉送信で送っているからです。

 

メールをお送りした時点で、企業から就活生への用件は終わっているため、返信が来るとは思っていませんし、読まずに終わる可能性も高いです。

 

もちろん、マイナスになることはありませんが、企業側から返事がくることはほぼありませんよ。

 

悲報:お祈りメールに返信しても、逆転内定はない

 

悲しき事実ですが、お祈りメールに返信をしても、、、逆転内定などの可能性はほぼゼロですよ。

 

むしろ、「ご縁がなかった企業」に時間を使うのではなく、「これからご縁がある企業」に時間を使いましょう。

 

要するに、何かプラスに働くことを期待するのはNGだということ。(厳しいかもですが、事実)

 

就活のお祈りメールに返信が必要な6つの場面

就活のお祈りメールに返信が必要な6つの場面

 

就活のお祈りメールに返信が必要な場面は、以下の6つです。

※ここでお話しする「必要」とは、「返信する目的がある」ということ。

 

  1. 再応募を検討している場合
  2. 最終選考までご縁があった場合
  3. 採用担当者にお世話になった場合
  4. 誰かからの紹介で選考を受けた場合
  5. 不採用の理由をどうしても知りたい場合
  6. 詳細なフィードバックの記載があった場合

 

では、順に説明していきますね。

 

①:再応募を検討している場合

 

再応募を検討している場合は、次に繋げるためにも返信をした方が良いかもしれませんね。

 

もちろん、読まれない可能性もありますが、採用担当者に好印象を持ってもらうことができる可能性があります。

 

なので、不採用になった結果をどのように捉えているか、次どのように挑むのか、一言添えられているとより良いですね。

 

再応募から内定を勝ち取るコツ

結論、以下の2つを徹底的に行うべし。

 

  • 落ちてしまった原因の追求
  • 受かるための改善

 

というのも、再応募の前後で『あなたの成長』を見せることが大切だからですね。

そのため、同じ戦闘力で試合に挑むのではなく、必ずレベルアップをしておきましょう。

 

なお、あなたの成長速度をグイッと上げる方法は「自己分析」でして『ミラベル』を使えば、5分ほどでサクッと自己分析ができるのでおすすめです。

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②:最終選考までご縁があった場合

 

最終選考までのプロセスで、長い時間をかけて選考に向き合ってくれたのですから、採用担当者に感謝の気持ちが湧く人も多いと思いますので、返信することをおすすめします。

 

ここまで時間をかけてくれたことに感謝し、返信しましょう。

 

また、本当にレアなケースではありますが、内定辞退や採用取り消しがあった場合、繰り上げで内定をもらえる可能性もありますよ。

 

 

③:採用担当者にお世話になった場合

 

企業によっては採用担当者が面接意外の場面(面談など)で、就活生1人1人と密にコミュニケーションを取る場合があります。

 

面談などを通じて、採用担当者との距離が近くなり、個人的にお世話になった場合は、担当者に一言お礼を告げるために返信をしても良いでしょう。

 

採用担当者は多忙なのでなるべく端的に、返信をした理由をしっかり明記して、感謝の気持ちが伝わるように書くと良いですね。

 

④:誰かからの紹介で選考を受けた場合

 

誰かからの紹介で、企業の選考を受けた場合、返信をした方がいいかもですね。

具体的には、以下のとおり。

 

  • 教授の紹介
  • 親戚の紹介
  • 両親の知人の紹介

 

紹介してくれた方にマイナスの影響を与えないためにも、「メールのマナー」は必ず確認しましょう。

 

なお、マナーに関しては就活のメールでミスをしたら、落ちる?【テンプレートあり】にて解説しているので、そちらを読んでみてくださいね。

 

⑤:不採用の理由をどうしても知りたい場合

 

不採用通知が届くと落ち込む方も多いと思いますが、次に活かすために不採用の理由が知りたい就活生もいるでしょう。

その場合、ダメ元ではありますが、お礼メールに一言添えて聞いてみるのはありだと思います。(返信がきたら本当にラッキー)

 

事前に「不採用の理由は答えない」と明示している企業もありますので、その場合は控えてくださいね。

 

⑥:詳細なフィードバックの記載があった場合

 

あまりないとは思いますが、良かった点・改善点をフィードバックしてくれる場合があります。

イメージとしては、下記のとおり。

 

〇〇のお話を通じて、非常に行動力と積極性がある方だと感じました。
一方で、まだまだ言語化という力が鍛えられると良いな、という印象を持ちました。

 

一斉送信で済ませる企業が多い中、時間をかけてフィードバックをしてくれる企業は中々ありませんので、一言お礼を伝えてもよいと思います。

 

就活でお祈りメールに返信する場合のテンプレート

就活でお祈りメールに返信する場合のテンプレート

 

以下のテンプレートを使って、お祈りメールに返信をしましょう。

 

件名:選考結果のご連絡、ありがとうございました【〇〇大学 鈴木太郎】

株式会社〇〇
人事部 〇〇さま

いつもお世話になっております。
〇月〇日に面接をしていただきました、●●大学の鈴木太郎と申します。

先日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。

選考結果につきましては誠に残念ではありますが、
今回の経験を活かして、今後も精一杯努力していこうと考えております。

末筆ながら、今後の貴社のご繁栄をお祈り申し上げております。

〇〇大学〇〇学部
鈴木 太郎
090-〇〇〇〇-〇〇〇〇
suzuki.taro@

 

ぜひ、お祈りメールに返信をする場合は、使用してみてくださいね。

 

よくある質問①:新しく件名をつけてもOKなの?

 

基本的に、件名は変更せずに「Re:」で返すのがビジネスメールにおけるマナーです。

しかし、お祈りメールのように一斉送信で送られてきた場合は、件名を新しくつけ直しても良いですね。

 

ポイントは、読み手に負担をかけないようできるだけ端的に書くことです。

 

また、例文はあくまで基本的な書き方ですので、目的に応じて自身の言葉を付け加えてくださいね。

 

よくある質問②:またメールがきた場合、返信をすべき?

 

もちろん、内容にもよりますが、無理に返信をする必要はありませんよ。

 

というのも、メールをするだけで、採用人事の方の「時間をとってしまっているから」です。

 

なので、迷うのであれば、そこで返信をストップさせましょう。

 

まとめ:就活でお祈りメールに返信は不要です

まとめ:就活でお祈りメールに返信は不要です

 

今回は、採用人事が「就活でお祈りメールに返信は必要?」という疑問を解決しました。

 

結論として、お祈りメールに返信は必要なしですよ。

また、返信をしたからと言って、採用結果が逆転することもありません。

 

とはいえ、、返信をすることで自身の気持ちに整理がつき、前向きになるのであれば、感謝の気持ちを伝えてみても良いかもしれませんね。