今回は、こんな就活生のお悩みを解決します。
この記事でわかること
・OB訪問をする際の1日の流れ
・OB訪問の3つのメリット
・OB訪問の2つの注意点
・OB訪問に関して、よくある質問
今回は、OB訪問の探し方をご紹介していきます。
なお、先に結論から言うと、下記の通りです。
- OB訪問アプリの利用
- 大学のキャリアセンター
- 先輩や知り合いのコネクション
そこで本記事では、OB訪問の探し方や1日の流れについて詳しく解説していきます。
この記事を読むことで、企業分析などで必要なOB訪問を成功させることができますよ。
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OB訪問とは?【探し方の前に確認】
まずは、「そもそもOB訪問って何?」という方向けにザックリと解説していきますね。
※「もう知っているよ」という方は、読み飛ばしてOKです。
OB訪問=社会人に質問をすること
簡単に言うと、「あなたの大学のOB・OGに会って質問をすること」です。
なお、よく聞く質問は以下の通りです。
- どのような社風ですか?
- 具体的な業務内容は、何ですか?
- 競合他社との違いは、ありますか?
このように、実際に会社で働かれている社会人の方に、疑問点をぶつけつつ、解消していくイメージです。
OB訪問のメリットは3つある
実際に行うメリットは、以下の3つ。
- 選考で優遇されやすい
- ESや面接をブラッシュアップできる
- 「志望動機」を話す際に説得力が増す
特に3つ目の「志望動機を話す際に説得力が増す」は重要でして、以下のように面接で話すことができますよ。
面接のシミュレーション
上記の通りでして、「志望動機」を話す際に説得力が増しますね。
では、具体的な探し方をご紹介していきます。
OB訪問の探し方を3つ紹介
OB訪問の探し方は、以下の3つです。
- OB訪問アプリの利用
- 大学のキャリアセンター
- 先輩や知り合いのコネクション
では、順に説明していきますね。
探し方①:OB訪問アプリの利用
OB訪問専用のマッチングアプリがありまして、アプリに登録すれば、気軽に探すことができますよ。
なお、おすすめのアプリは、以下の3つ。
どれも無料で使えるため、就活生に人気ですね。
また、キャリアセンターの名簿では「見つからなかった企業のOB」も登録していることがありますので、ぜひ使ってみてくださいませ。
探し方②:大学のキャリアセンター
大学のキャリアセンターに行って、卒業生の就職先名簿から探すことも有効ですね。
なぜなら、在学生であれば誰でも閲覧する権限があるため、手っ取り早く探すことができるからですね。
そのような場合は、先ほどご紹介したアプリなどを利用すればOKです。
探し方③:先輩や知り合いのコネクション
こちらは、1番確実な方法ですね。
実際、身近な先輩から紹介してもらい、そのまま芋づる式で繋いでいくパターンが多いようです。
イメージとしては、以下の通り。
- 身近な先輩に「社会人Aさん」を紹介してもらう
- 社会人Aさんから「社会人Bさん」を紹介してもらう
- 社会人Bさんから、、、
こんな感じです。
バイト先・サークル・親戚など、使えるコネクションをフル活用しましょう。
番外編:企業が調整してくれることもある
一般的に、自分自身で探すことが多いですが、企業側が選考の一環としてOB訪問を調整してくれる場合があります。
また、企業によっては、リクルーター制度(社員が相談相手になってくれる)などがあるので、その際に社員を紹介してもらうのもよいですね。
とはいえ、1番有効な方法は、「アプリ」を活用することでして、無料で使えますので、ぜひどうぞ。
OB訪問をする際の1日の流れ
では、具体的なOB訪問をする際の1日の流れを見ていきましょう。
- 待ち合わせ
- 名前とお礼を述べる
- 注文&会計
- 挨拶&名刺を受けとる
- 自己紹介
- 質疑応答
- お礼メール
1つずつ解説していきますね。
①:待ち合わせ
待ち合わせ場所には、5分前に到着をしておきましょう。
なぜなら、学生には馴染みのないオフィス街のカフェを指定されることも多いので、迷う可能性があるからですね。
なので、余裕を持って行動をすべしです。
②:名前とお礼を述べる
待ち合わせ場所にて合流ができたら、下記の2つを伝えましょう。
- 自己紹介(大学名・名前)
- お礼(今回時間を作ってくれた旨)
こちらの通りです。あまり話しすぎると、聞きたい質問が聞けなくなるので、こちらでは最低限でOK。
③:注文&会計
お会計は、OBがしてくれることがほとんどです。
また、お会計の際は、お財布を取り出し、「払う意志があること」を見せるのがマナーですね。
④:挨拶&名刺を受けとる
席についたら改めて挨拶を行い、名刺を受け取りましょう。
自分の名刺はなくても、名刺を受け取る「名刺入れ」をもっておくと汚れないので、いいかもしれませんね。
今後、就活で使う機会が増えるかもなので、この機会に買っておくのがベスト。
⑤:自己紹介
お次は、短い自己紹介ですね。
こちらでは、面接と同じように、あなたのことを網羅的に話せるといいですね。
- 大学名
- 名前
- 出身地
- 就活の軸
- 大学で学んでいること
- 学生時代に力を入れたこと
多少アレンジしてもOKです。
⑥:質疑応答
あなたの自己紹介が終わったら、いよいよ質疑応答の時間です。
なお、時間が限られているので、聞きたいことを事前にまとめておくと、重要な質問を聞きそびれることを防げますよ。
OB訪問でよく聞く質問リスト
- なぜ御社へ入社されたのか?
- 入社前後のギャップはあるか?
- 御社の強みと課題に感じている点は?
- どのような方々が活躍されているのか?
あとは、話している中で「これってどうなんだ…?」などの疑問に感じた箇所を質問すればOKです。
⑦:お礼メール
OB訪問が終了したら、当日中にお礼メールを送りましょう。
なお、就活においてメールのマナーは超重要ですが、知らない就活生が多いです。「あまり知らないな…」という方は就活のメールでミスをしたら、落ちる?【テンプレートあり】を読みつつ、メールのマナーを学びましょう。
OB訪問の3つのメリット【目的を持つべし】
OB訪問のメリットは、以下の3つです。
- 選考で優遇されやすい
- ESや面接をブラッシュアップできる
- 「志望動機」を話す際に説得力が増す
それぞれについて解説していきます。
①:選考で優遇されやすい
OB訪問で高い評価を獲得すると、「選考で優遇される可能性がある」というのがメリットです。
というのも、企業によっては選考に組み込まれている場合もあり、社員から高評価を得られない限り内定が出ないこともあるからです。
なお、重視することで有名な業界は、下記の4つですね。
- 金融
- 通信
- 総合商社
- 一部メーカー
上記の業種は人気があり競争率も激しいため、OB訪問をしたかどうかで「学生の本気度」を判断しているようです。
一方で、全く評価に関係しないOB訪問もありますが(善意で時間を作ってくれている)、感謝を忘れず丁寧に対応することを心掛けましょう。
②:ESや面接をブラッシュアップできる
就活をしていく中で、エントリーシートが通過しなかったり、面接で話しても食いつきが悪く、深堀されなかったりした経験はありませんかね。
その理由は、業界や企業の価値観や仕事内容によって「どのようなエピソードがウケるのか」は変わってくるからです。
そのため、本番である面接の前に、OB訪問を通してどのエピソードを選び、どこに重点をおいて話すべきかを働かれている社員の方に見てもらうことが有効的です。
注意点:ある程度はESを仕上げておく
とはいえ、適当に書いたザツなエントリーシートを見せてしまうと、、、逆に評価が下がる可能性もありです。
なので、下記の記事を読みつつ、エントリーシートを仕上げてからOB訪問で見てもらいましょう。
>>エントリーシートの書き方を5ステップで解説【コレを見ればOK】
③:「志望動機」を話す際に説得力が増す
OB訪問の回数は、企業に対して「本気度の高さ」を示す材料になります。
なぜなら、面接で「第一志望です」と言っているが、OB訪問等で情報を集めていないのは、本気ではないからだろうと判断されるからですね。
そして、志望動機を話す際に、「自分が思い描いているキャリア」と「社員から聞いたリアルな業務内容」を照らし合わせ、志望動機の精度をグッと高めることができます。
また、年代が違う社員とお話しすることで、「将来うちの会社でどんなことがしたいか?」などの抽象的な質問にも答えることができるようになりますよ。
OB訪問の2つの注意点
OB訪問をする際の注意点は、下記の2つ。
- 最低限のマナーを守って行動する
- 業界・企業理解を簡単にしておく
では、順に説明していきますね。
①:最低限のマナーを守って行動する
学生ということもあり、OBも完璧なビジネスマナーができることを期待していません。
むしろ、完璧にやろうとすると緊張してしまい、逆に上手くいかないという可能性もあります。
具体的には、「時間厳守」や「丁寧な話し方」などですね。
②:業界・企業理解を簡単にしておく
業界や企業について全く予習をしていない状態でOB訪問を行う学生がいますが、これは大きな間違いですよ。
もちろん、業界・企業理解を深める目的で行いますが、業界や企業説明をするためにOB訪問を受入れているわけではありません。
そのため、業界研究本に載っているような情報や、会社説明会で聞けるような簡単な企業理解は事前に予習して、疑問点に対しては仮説を立てておきましょう。
質問する内容によって、評価が変わる
先ほど、「選考の一貫」と先に述べましたが、質問内容によって評価が変わることもあります。
というのも、OBは人事ではないといえ、今まで何人もの学生と話してきた経験があるため、質問内容から学生の本気度が伝わるからですね。
なお、「どうやって業界研究をすればいいのかわからない…」という方は、下記の記事を参考にどうぞ。
>>【本質】就活で業界研究をする目的【おすすめサイト6選あり】
OB訪問に関して、よくある質問
最後に、OB訪問に関して、よくある質問に回答していきますね。
- OB訪問を始める時期は?
- OB訪問の数も多いほどよい?
では、1つずつ解説していきます。
①:OB訪問を始める時期は?
結論、志望業界が決まっている人は早ければ早いほどよいですね。
理由としては、以下の2つです。
- OB訪問の回数は実績になり、志望の本気度を示す証拠にもなる
- 就活が本格化する時期(年末~3月)だと、アプが取れないことが多い
上記の通りでして、志望業界が決まっている就活生は、出来るだけ早くOB訪問を行い業界理解・企業理解を深めておくのがよいですね。
②:OB訪問の数も多いほどよい?
結論、数が多いからといって、絶対に有利になるとは言い切れませんね。
もちろん、OB訪問を全くしてない人でも採用されることはあるでしょう。
おそらく、後者の就活生の方が活躍してくれるはず。
また、多くの社会人に話を聞くことは、自分が思い描く仕事内容とのギャップを知る機会にもなりますし、視野が広がります。受かるためのポイントを稼ぐため、というよりも、入社後のギャップを防ぐことが1番のメリットになるかもですね。
まとめ:OB訪問の探し方を実践してみよう
今回は、OB訪問の探し方をご紹介しました。
おすすめのOB訪問の探し方は、下記の通りです。
- OB訪問アプリの利用
- 大学のキャリアセンター
- 先輩や知り合いのコネクション
うまくアプリやキャリアセンターなどを活用しつつ、効率的に進めていきましょう。
なお、OB訪問が終わった後は「面接対策」が必須でして【人事が厳選】就活の面接対策におすすめの本を3つ紹介するを読みつつ、面接対策をしていくべしです。