今回は、こんな就活生のお悩みを解決します。
この記事でわかること
・就活生向けに、GPAの仕組みを解説
・GPAが就活で必要になるタイミング
・就活で企業側がGPAを確認する理由
今回は、GPAが1点台の就活生が第1志望の企業に内定するコツをご紹介していきます。
また、後半パートでは「GPAが就活で必要になるタイミング」や「就活で企業側がGPAを確認する理由」についてもセットで解説をしていきますね。
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GPAが1点台の就活生が第1志望の企業に内定するコツ
結論、下記の3つです。
- ガクチカのアピール
- 適性検査でのアピール
- 卒業できることのアピール
では、順に説明していきますね。
①:ガクチカのアピール
ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)をアピールしましょう。
※ポイント:ガクチカでは『あなた自身しか語ることのできない経験』を話しましょう。
ゼミや研究などの専攻でもOK
ガクチカと聞くと、サークルや留学などをイメージするかもですが、ゼミや研究などの専攻でもOK。
上記の通りですね。
ゼミの論文発表会などで優秀な成績をおさめている場合、ここもアピールポイントになりますよ。
なお、ガクチカの書き方などについては【就活攻略】ガクチカの書き方を3ステップで解説【例文&テンプレ】で詳しく解説しています。
②:適性検査でのアピール
適性検査のスコアも大切です。
適性検査とは
就活生の知識や学力をチェックするテストのようなものでして、下記の2つのパターンがあります。
- Webテスト型:自宅で受ける
- テストセンター型:会場で受ける
こちらの2つですね。
テスト内容などは基本的にほぼ同じでして、ここで高いスコアを取りつつ、アピールすることも可能ですね。
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③:卒業できることのアピール
「GPAが1点台=卒業できるのか」と思われやすいことが1番のリスクです。
とはいえ、GPAが1点台の就活生はゴロゴロいるので、しっかりと説明できればOKです。
事実:「GPAが1点台=就活で失敗確定」ではない
もちろん、GPAが高いことで外資系の企業や日系の大手企業から優遇されることもあります。
しかし、GPAが1点台だからといって、就活がうまくいかないなんてことはないですよ。
大切なこと:繰り返し
- ガクチカのアピール
- 適性検査でのアピール
- 卒業できることのアピール
繰り返しですが、上記を意識すればOK。
過去に取ってしまった成績をグッと良くすることは難しいです。だからこそ、今できることを全力でやりつつ、就活を成功させましょう。
GPAが1点台の就活生向けに、仕組みなどを解説
ちょっと仕組みについての解説です。
前提:そもそもGPAとは
GRADE POINT AVERAGEの略称ですね。
※言葉通り、GPAは全ての授業の平均値のことを指します。
ほとんどの成績証明書には、GPAが表記されているものが多く、自分自身で計算をすることは少ないと思いますが、以下の方法で計算することができますよ。
GPAの計算方法
上記の通りです。
自分で計算することはほぼないので、頭に入れておくだけでOKです。
就活生のGPAの目安や平均値
目安と平均値をそれぞれどうぞ。
目安
- 3.5以上:超優秀
- 2.9〜3.2:優秀
- 2.8以下:普通
平均値
こんな感じですかね。
こちらの数値を見てもらうとわかるかもですが、やっぱり「GPAが1点台」だと、面接官の方からすれば、学業に力を入れてこなかったのかと不安になります。
そのため、なぜ数値が低いのかという理由を話せるようにしておくとベストです。
GPAが1点台の就活生がよく使う理由
下記がわりとおすすめです。
- 留学に力を入れていた
- 学生団体の活動に力を入れていた
- 長期インターンシップに力を入れていた
こちらの通り。
とはいえ、嘘はNGですよ。99%くらいの確率でバレちゃいますからね。
GPAが就活で注目されるようになった背景
直近の5年間ほどで注目を集めるようになりましたね。
面接で確認するような、アルバイトやサークル活動などの課外活動から読み取ることができる人物像の他に『学業への向き合い方』も含めて多方面から就活生の人物像を把握したいという狙いもありますね。
GPAが就活で必要になる3つのタイミング
下記の3つのタイミングで必要です。
- エントリーシートを提出する時
- 選考が終盤の時(最終面接など)
- 内定をもらった後
1つずつ順番に解説をしていきますね。
①:エントリーシートを提出する時
大手企業を中心にエントリーシートを提出するタイミングで求められます。
とはいえ、提出方法は企業により様々ですね。
- PDF形式で提出するタイプ
- エントリーシートに自分で打ち込むタイプ
- 成績登録専用サイトに登録して提出するタイプ
こんな感じでして、多種多様です。
ちなみに、自分で記載するタイプのものでごまかしができても、内定頃には書類形式での提出を求められることもあるので、嘘をつかないのがベストですね。
②:選考が終盤の時(最終面接など)
選考の終盤で求められるケースも多いですね。
その際に、下記の書類の提出も求められます。
- 成績証明書
- 健康診断書
- 卒業見込み書
上記の3つです。
「健康診断書が間に合わないよ…」という就活生は【緊急】就活中に健康診断書が『間に合わない』時の対処法を参考にどうぞ。
③:内定をもらった後
営業会社やアート系の制作会社などは、このタイミングで提出を求められることが多いですね。
面接で成績のことを聞きたいのであれば、選考のどこかの過程で成績証明書の提出を求めてくるはずなので、成績を重視していない企業にこの傾向があります。
就活で企業側がGPAを確認する理由3つ
以下の3つの理由が大きいですね。
- 卒業できるのかの確認
- 学業に取り組んできた姿勢の確認
- エントリーシートとの整合性の確認
では、順に説明していきます。
①:卒業できるのかの確認
1人の新卒社員を採用するためにかかる費用を知っていますかね。
上記の通り。
なので、この採用予算を使うのであれば、誤った選択をしたくないという企業側の心理が働いているので、GPAの確認をされるわけです。
②:学業に取り組んできた姿勢の確認
4年間、真面目に学業に取り組んでいた就活生は、入社後の業務に対しても真面目に働いてくれるであろうと期待できます。
GPAでは、どの科目で何点を取得したかが把握できるので、専攻科目とその成績がわかれば、知識やスキルが自社の業務内容とマッチしているかどうかの確認にも役立てられますからね。
③:エントリーシートとの整合性の確認
エントリーシートに記載の内容は、どの就活生も見栄えやいい感じのフレーズを多用しています。
だからこそ、GPAをチェックすることにより「実際のところはどうだったのか」といった事実を確認するためですね。
補足:外資系の企業ほどGPAを重視する
GPAを重視する外資系では、基本的に高い方が有利に働きます。
また、GPAが低すぎるとデジタルに数字で足切りされることがほとんどです。
これは、欧米では日本よりも採用の際にGPAスコアを重視する傾向にあるためです。
評価ラインが非常に高いということを念頭に就活のスケジュールを計画しましょう。
なお、他の就活生と悩んだ際の決め手になることもありますので、想定以上に長い時間の後で補欠的に合格通知を受け取る例もありますので要確認です。
まとめ:GPAが1点台でも、就活で成功することは可能です
今回は、GPAが1点台の就活生が第1志望の企業に内定するコツをご紹介しました。
GPAが1点台の就活生がやること
- ガクチカのアピール
- 適性検査でのアピール
- 卒業できることのアピール
こちらの通りですね。
とはいえ、就活はGPAが1点台でも普通に成功することが可能ですよ。
その第1歩として、就活で成功している学生が登録している就活サイトには絶対に登録しておきましょう。
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上記の記事では、就活を成功するために必要なサイトをまとめています。ここで行動するかどうかが分かれ道なので、要チェックです。